新鮮な鯔(ぼら)の卵巣を約二ヶ月間に渡りまして、
独自の製法にて仕上げました本品は、からすみ本来
の味をお楽しみ戴ける逸品と自負致しております。



他の臓器と繋がっていた部分を臍(へそ)と呼び、
その部分を丁寧に切り取ります。

臍(へそ)を取り除いた状態。

卵巣中の血液を抜く為に針で小さな穴を開けます。
これを針打ちと呼びます。

水にさらして血液を流し出します。

1日ほど水にさらした後、軽く水気を取った状態。
これで血抜きが完了します。

大きめの盆状の容器に塩を敷き詰めます。

血抜きした「からすみ」を並べます。

更に「からすみ」を覆うように塩を被せます。
水分が出るので塩漬けの工程は数回行います。


独自のブレンドで粕床を造り、数日間置いて発酵させ
ます。

粕床は空気を入れるように丹念に練り上げて行きます。

練り上がると、粕床が非常にきめ細かくなり、
それを火にかけて満遍なくかき混ぜて行きます。
粕を面器に移し、そこに「からすみ」を漬け込みます。

程好い塩加減になるまで漬け込みます。

程好く塩分が抜けた状態で、陰干しをします。

全工程約1ヶ月半ぐらいでようやく完成します。

盛り付けの一例

通信・店舗にて販売致しております。
「からすみ」は真空パックを行います。

桐箱に入れ、ご説明書付きの包み紙で梱包します。

保存に付きまして

  ・本品は生ものでございますので、開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。

  ・保存する場合は、パックを取り除き、ラップで密封した後に冷凍庫での保存を
   お薦め致しますが、冷蔵庫での保存でも構いません。

   また、冷凍致しましても本品は凍結致しませんので、直ぐにお召し上がり戴く
   事ができます。

  ・保存可能な期間は二ヶ月となります。



お召し上がり方
  
  ・本品をそのまま適当な厚さに切りましてお召し上がり下さい。

   また、軽く火で炙る事により、上品な香ばしさをお楽しみ戴く事もできます。

  ・日本酒との相性は勿論のこと、ビールや焼酎、ウィスキーやワインとの相性も
   抜群です。




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